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2017.02.14
定期テストの意味は?入試に合格する実力はどうやったらついていくのか?

●定期テストの意味は?● 

 「内申(学校の成績)を上げるため

 

 という答えは、ちょっと足りない感じです。

 足りないといっても脳ミソではありませんよ。

 

 

 考えが、です。

 あれ、結局脳ミソか(笑)

 

 という冗談はさておき、内申を上げるだけでなく、

 その先の「入試のためにテスト範囲をもれなく潰すため」

 と考えておいてください。

 

 「中3になったらがんばる」

 「部活が終わったら勉強する」

 「中3の夏休みからやって〇〇先輩は合格したからまだ大丈夫」

 などなど、一応もっともらしい理由をよく聞きますが

 

 そんな考えでは間に合いませんよ!

 入試で点が取れる子、模擬テストなどの総合的なテストで結果を出せる子たちは

 定期テストでしっかり点をとる子がほとんどです。

 

 

 その時、その時にやらないと、「できない部分が雪だるま式」に膨れ上がります

 

 中3の夏休みで3年間分全部やろう、

 

 そんな膨大なやる気があるならいまからやれるはずです(笑)

 

 5科目3年間の分量をこなす大変さ、その膨大な量が、実際のところどんだけあるのか

 それがリアルにわからないからいえるだけです。

 

 定期テストを利用して

 

 しっかりその範囲の実力をつけてないと入試ツライですよ。

 

 「定期テストの範囲のなかでわからない問題や解けない問題ってあるのかな?」

 的な確認のしかたを定期テスト対策と呼べるようになるといいです。

 テスト2週間前やテスト前日から「よ~いドン」で知識をイチからいれていくのを

 テスト対策と呼んでいては入試で痛い目にあいます。

 

 ふだんからどう勉強していったり、

 テスト前に何をどういう感じで勉強していくと

 どのくらいできるようになるのか

 

 そして定期テストの結果から、自分の勉強全体にフィードバックをかけ

 勉強をブラッシュアップします。この繰り返しで勉強力があがり入試につながります。

 大学受験ではよく

 「現役生は最後の最後まで伸びるからあきらめるな!」

 といわれます。

 

 これは浪人は年寄りだから伸びないって話ではありません(笑)

 

 現役と浪人との違いは「定期テスト」の有無です。

 定期テストは範囲が狭いので徹底的に潰しやすく、テストでホントに潰れたかどうかの確認がしやすいので

 自分の勉強の軌道修正がしやすいわけです。だから定期テストをうまく利用した現役生は直前まで潰れる

 とこが増えるので最後まで伸びるということです。

 

 なんとなく受験勉強らしきことをしてるだけなら現役でも伸びません。

 当然、浪人だって潰し方がわかってればきちんと最後まで伸びます。

 潰し方は勉強の仕方なんですが、これって自分のものになるまでけっこう時間がかかります。

 

 ①やる(ふだんの勉強)⇒②結果(定期テスト、模擬テスト、入試)⇒③結果からフィードバックして「やる(ふだんの勉強)」の改善

 

 できるようにならないのは、

 

 ★だれからもフィードバックがないため改善のしかたがわからない(ただやってるだけ)

   *よほどできる子でないと自分でフィードバックはできないようです。親御さんはできない子がここがどれくらいできないかがわからないようですが。。

 ★フィードバックがあっても自分のやり方に固執(結果が悪いときは原因を変えることが最善ということがわからない

 

 つまり、③が問題になることが多いです。

  

 ★もちろん、そもそもやってない

 ってのも理由としてはありますが、これはいい結果がでるわけがないので(笑)

 

 昔のナイキの宣伝のJust do it!はスタートとしてはいいのですが、

 ホントにやってるだけだと実入りはないので気を付けてください。

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