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●新中3生の最初のテストにでること●
~内申4以上を狙うには~
最初のテスト(大宮中5月、泉南中、和田中、大宮中その他
は6月)までに 何をしたらよいか~
まずは
「3年生の範囲のみをがんばっても内申4以上
(テストの得点80点以上と仮定)はとれない」
と思っておいたほうがいいです。
理由は簡単で、1,2年の範囲が復習として
一定の割合(20%前後が多い)で出題されるからです。
もちろん、1,2年の範囲が完璧に近ければ3年範囲だけ
をがんばれば大丈夫なんですが、完璧なのはその学校の上位
10%くらいいるかいないかです。
5科目の中で最初のテストで1・2年の範囲の出題率が
高いのは英語です。
英語はだいたいどの学校でも最初のテストで20~30%が
1・2年の復習問題で占められます。
20%だとしても、1・2年の範囲は忘れてしまって
(あるいは1・2年のときに英語が苦手)、
50%の正解率だすると10点。
(苦手なら50%もとれませんが)
1・2年の範囲が50%だと3年の範囲はたぶんがんばって
も70%で56点。
その場合の合計は66点にしかなりません。
80点までの14点のビハインドを挽回するには、2学期の
テストで2回とも87点以上をとらなければいけません。
けっこう厳しいです。
」
しかも、実際はもっと厳しくなります。
なぜなら3年の範囲といえどもその問題のなかに1・2年の
文法が含まれているのでそこが50%のできなのに
3年の範囲が70%とれることはほぼありません。
国語、社会は1・2年の復習を含まないことも多く、
理科は含むときにも学校の問題集から範囲を指定され、
それがそのまま出題されるケースが多いです。
数学は、6~25%で1・2年の範囲が出題されます。
一部中学校を除き、全体からではなく計算分野のみが
ほとんどです。
数学は2学期以降に方程式の文章題や関数、証明と生徒が
苦手とする単元のオンパレードになるので1学期で
どれくらい貯金をつくるかが2学期の内申を決めます。
1・2年の範囲はおとさずに基礎点として確保するために
9~10割をとりにいき、残りの3年の範囲も最低でも
8割はできるようにします。
(3年1学期の計算分野は2学期の2回のテストでも20%
くらいは出題されるので本当は100%狙い。
ここでこけると3年の内申、入試と非常に危険です)
1・2年の範囲(20%)を9割、3年範囲(80%)を
8割だとすると合計点は82点。
ちょっと貯金まではつくれない感じなのでやはり3年範囲は
100%を目指したいですね。
【結論】
4月末までに、英語は1・2年の文法事項、数学は1・2年の計算については100%を目指す。特に部活をやっている場合は、最初のテスト前は試合と重なることが多く、復習までは毎年手が回らない子がほとんど。「最後だから」を理由に、テスト前でも勉強時間が増えません。むしろ減ります。
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