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来春の都立高校受験
■都立推薦入試
今春の推薦倍率は3.24倍、前年の倍率は3.21倍で、2年連続アップ。
中でも今春の普通科の男子は3.06倍、単位制では4.09倍とやはり前年よ
りアップしています。
2014年10月現在の中3生が受験する来春の推薦倍率も高倍率が予想されます。
推薦の倍率の傾向としては、普通科の倍率が上がっています。
これは、作文(小論文)と集団面接の対策が普通科の生徒ほど対応できたからと推測されます。
念のためですが、従来の都立推薦入試はなんだかんだいって、ほぼ内申だけでとられていました。
うちのこれまでの塾生の合格不合格をみていても、
いろいろと自己アピールができる実績があったり、
コミュニケーション能力が高くリーダーシップがあると思える生徒も、
結局のところ内申で劣っていると合格していませんでした。
逆に「こんなに口ベタだけど面接とか大丈夫なのか?」
と心配になるような生徒も内申をもっていると合格。
逆転はほとんど見られませんでした。
ところが現在の推薦入試は、その内申は最大で50%と決まっています。
つまり内申の優位性が下がり、作文・小論文・集団面接
での逆転が起こりやすくなっています。
実際に、うちの塾でも「この内申で従来はだれ一人落ちていない」レベルの子
が残念な結果になったり(一般入試では合格!)、その逆の「この内申だとだ
れも合格してないよ」レベルの子が合格したりしました。
そういうと、作文や集団面接に命をかけようとする子がでてきますがそれもリスクが高いことを知っておいてください。
逆転した子たちの特徴は、推薦はあくまでおまけという考え方です。
ですから一般入試の勉強にエネルギーをしっかり注いでいました。
その上で推薦の対策もしっかりとやっていた子たちが合格しています。
推薦に全エネルギーを注ぐのは、合格してもしなくても賢明な選択ではありません。(高校で勉強についていけなくなる確率が上がります)
また、中学校からも注意はあるはずですが、
3倍を超える入試ということは、3~4人に1人しか合格しない
ということです。
合格しない確率はかなり高いのでメンタル面で大ダメージを負いそうな場合は、一般入試に影響するので受験しないほうがよいです。
ラクに入試を突破したい気持ちはよくわかりますが、ラクな選択ばかりするとキツイ現実にあとから遭遇します。
逃げずにキツイ選択をすると、ラクをできるかはわかりませんが、自分がパワーアップすることが多いです。
覚悟を決めて受験と向き合うのも良いものです。しっかりと自分のアタマで考え判断を。
■来春の一般入試の倍率
アップが予想される都立
小山台、三田(男)、田園調布(女)、目黒(女)、広尾、松原(男)、芦花、豊多摩、石神井、杉並(女)、光丘
ダウンが予想される都立
三田(女)、雪谷、八潮、駒場、桜町(男)、新宿、井草(女)、杉並(男)、武蔵丘(女)、鷺宮(女)、竹早、文京(女)、神代、世田谷総合、杉並総合
*旧1~4学区中心に抜き出し
*新教育実施の都立Wもぎ9月志望校集計データーを使っての予想です。実際のアップやダウンを保証するものではありません。
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