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●中学生の高校受験 模擬テスト(Vもぎ・Wもぎ)の結果の捉えかた●
[偏差値について]
最初の模擬テストの偏差値は、「これがスタートの数字か」くらいの捉え方で大丈夫です。(実は得点のほうが大事)
少なくとも、今の偏差値で志望校を決めてはいけません。
志望校の合格判定などを気にするのは早くても10月以降です。現時点の合格判定は良くても悪くてもあまり当てになりません。
こういうと、「じゃあ悪くても気にしなくていいのか」「まだ勉強しなくても大丈夫なんだな」と考えだす生徒が出てきますが、それも違います。
[結果をみて終わりではダメ]
当面の模擬テストの結果は、「自分の日常の勉強の時間、内容、質を見直すために利用することと、定期テストとは違う総合形式のテストや会場の雰囲気になれることを重視すべき」と言いたいだけです。
そして、大事なのは「自分がきちんと勉強した単元が得点につながっているか」の確認と「日常の勉強の見直し」につきます。
[模擬テストと定期テストのつながり]
「自分がきちんと勉強した単元」とは模擬テスト向けになにも対策をしていないときには、定期テストで得点がとれていた単元と考えます。
定期テストで得点がとれていたのに模擬テストで得点できていない場合は、定期テストの勉強のしかたがその場しのぎになっていて、入試という観点からみるとダメということで「定期テストの勉強の見直し」も必要ということです。
定期テストは、定期テストそのもので高得点を目指すことは当たり前ですが、入試を見据えて定期テストの範囲を入試で出題されても得点できるように仕上げる目的もあります。
定期テストを使って入試対策も兼ねるという考え方がまるっきりない生徒、つまり入試用のなにか特別な勉強(偏差値60以上の高校では+αの対策は必要)があると思っている生徒は、このままいくと伸びないことが多いです。
なぜなら、定期テストで基礎力がついていないからです。5科目すべてについて基礎から作り上げる単元が多すぎると、消化しきれずタイムオーバーになりがちです。
[受験に間に合わすには]
まずは毎日の目の前にある勉強(学校や塾の授業やその宿題)を大切にし、きっちりと1人で問題が解ける、つまりテストで出題されても得点につながるように仕上げること、しかもスラスラとできることが大切です。
模擬テスト専用のやり直しノートをつくるのもおススメです。また、バツの多い単元は苦手な単元です。夏休みに利用したテキストなどで該当単元をもれなく勉強しなおす必要があります。特に理科については単元ごとで押さえていけばそのまま得点につながりますのでやらないと損です。
[杉並方南町からよく行く都立のおよその偏差値]
入試合格基準(60%)
偏差値55~60
都立富士・豊多摩
偏差値50~55
都立杉並
偏差値45~50
都立鷺宮・松原・杉並総合・芦花
偏差値40~45
都立千歳ヶ丘
偏差値35~40
都立杉並工業・荻窪(定時制)
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