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●都立一般入試 都立受験問題の得点アップワンポイントアドバイス その6●
200字作文(配点10点)はここに注意!のつづきです。
★採点基準を知って点数をかせぐ!★
都立入試問題の200字作文はただ200字埋めればOKってものではありません。
そんなの当たり前ですが(笑)
埋めるだけならガトーショコラのレシピでも書いとけって話ですが、それでは0点です。
そんなのも当たり前ですが(笑)
では、どう書くかの前に
「これをやったらたぶん減点されるよ!」
っていう採点基準からいきましょう!
(ちなみに「たぶん」と書いているように採点基準は学校ごとに定められています。
学校ごとの採点基準は公表されていないのでわかりません。
都立杉並高校と都立杉並総合高校では異なることもありえるわけです。
といっても高校によって大きく異なることは考えにくいので一般的にはたぶんこうという
WもぎやVもぎの採点基準などを参考に書いています)
1.字数は8割目安の160字以上で。
一般的には字数の8割以上で字数に関する減点はありません。
WもぎやVもぎの基準では150字以上で減点はなしとなっています。101~150字以下は2点減点。
100字以下や200字をこえた字数は採点対象になりません。つまり内容に関係なく0点。
*時間がなくてもあきらめずに101字を超えるように書くと最大で8点とれる可能性が!
2.内容は3つの要素が必要!
内容でもっとも点数の差がつきます。
テーマをつかまえない限りは内容のない作文になるので
しつこいですが、本文を読む前に設問(5)のテーマを読んでください。
本文を読みながら、何を書こうか(自分の主張・意見をどうするか、例には何があるか)、
筆者の意見は何かが考えられ、時間の節約にもなります。
内容の3要素は、
①筆者の主張、
②自分の意見・主張、
③具体的な体験・見聞、です。
以上は設問文にもあるように条件として出されてるわけですから
それが満たされてなければ減点されてしまいます。
①~③がない場合は、1~4点が減点されそうです。
ガトーショコラのレシピが0点になる理由がお分かりだと思います(笑)
3.その他
漢字のミスを含む誤字・脱字などは1つで1点減点、2つ以上で2点減点
文法や表現上のミスも同様に1つで1点減点、2つ以上で2点減点のようです。
前回も載せましたが過去10年分の作文のテーマは以下です。
テーマだけで書こうとすると難しいものもありますよね。
「取り合わせの美」なんてそれだけで作文するのはけっこう大変!
そこからも本文がどんだけヒントになるかがわかると思います。
都立受験の国語の200字作文も、数学の証明問題も、
社会の記述も、完全に捨ててはいけません。
ベストは満点ですが、この手の問題は部分点を取りにいく姿勢が大事です。
部分点の1点で合格することも、それを捨てたことで合格に
いたらないこともありますから時間のある限り粘って粘って粘りまくることです!
★過去10年間の200字作文の課題をみていきましょう。
平成28年度 「基本を身につけること」
平成27年度 「取り合わせの美」
平成26年度 「環境の持続可能性」
平成25年度 「住居と人間」
平成24年度 「『自分の言葉』で表現する」
平成23年度 「森林の価値」
平成22年度 「読書という積極的な営み」
平成21年度 「言葉によるコミュニケーション」
平成20年度 「地球の将来を考える」
平成19年度 「科学がわかる」
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