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都立高校(一般入試) 応募倍率のゆくえ
当教室の近辺の公立中学校である杉並区立和田中、泉南中、大宮中、和泉中、松ノ木中で毎年志望者がいる高校の応募倍率についてみていきます。(下記の倍率は2日目までの応募者数でみた倍率です)
旧2学区
男子 女子
青山 1.98 1.87
駒場 2.33 2.02
松原 1.51 2.01
千歳丘 0.96 1.26
深沢 1.68 1.58
旧3学区
男子 女子
西 2.48 1.98
富士 2.10 1.48
豊多摩 2.22 1.87
杉並 1.11 1.78
鷺宮 1.80 2.63
その他
新宿 2.44
芦花 2.01
杉並総合 1.41
上記の都立高校のなかで青山、駒場は第一志望の生徒が多いためか倍率が少々高めでも取り下げによる倍率の減少はあまりありません。今年の志望倍率も例年並みなので大きな変化はなさそうです。(この2校は受験率も毎年高めで90%を超えるため志望倍率と実質倍率に大きな違いはでてきません)
西は毎年受験率が80%前後になり実質倍率は下がります。
富士の女子はここから下がる可能性も考えられます。大泉の女子の倍率が0.58と1倍を切っているため変更する子もでることが考えられます。
上記の中で高倍率になっているのが鷺宮の女子です。2年ほど前から人気となっており受験が難化してきています。昨年上記の高校では芦花が2日目で応募倍率3.01倍を記録し、80名以上が取り下げました。これほどではなさそうですが相当数が変更し、2倍前半になるのではないかと推測されます。
鷺宮の男子は昨年並みなので大きな変化はなさそうですが、千歳丘が1倍を切っているため千歳丘へ変更を考える子もいるでしょうから多少の減少がありそうです。
低めの倍率が出ているのが千歳丘の男子、杉並の男子です。
杉並の男子は豊多摩が2.22倍あり、そこから杉並へ変更を考える子が相当数いそうです。そのため杉並の男子の倍率は上がるはずです。昨年が1.74倍でした。ここまではいかないと思われますが、1.5倍前後は覚悟したほうがよさそうです。
千歳丘の男子もこのままの倍率で終わることはまずありません。1倍を切った高校は吸引力が強く、倍率は間違いなく上がります。
豊多摩は定員が増加したため志望者が増えたと思われます。2倍を超えたのでこちらも相当数が変更しそうです。最終的には2倍ちょうどか2倍を切ることになるのではないでしょうか。
芦花は隔年現象で倍率が予想よりは高くなりませんでした2倍を超えています。このレベルの高校では通常2倍を超えると出願変更を考える子がかなり多くなるのが特徴です。杉並総合の倍率が低めだったので芦花が2倍を切り、杉並総合の倍率が上がるのではないかと推測されます。
最後にどの学校にもいえることですが出願変更で倍率が下がったとしても、数値的には入りやすくなったといえますが、実質的には入りやすくなったとはいえないケースが多いです。理由は、出願変更で抜けていく子たちの多くはその志望校に対する合格可能性が模試の結果ボーダーライン付近であったり、もしくはそこへ届いていないことがほとんどだからです。
倍率にこだわりすぎることなく、自分の合格可能性を上げるために入試まで弱点をひとつでも多く潰せるように勉強により集中していくことが一番重要です。
がんばれ!受験生!!
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