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●高校の勉強が心配だ!赤点や留年て格好悪いよね。大学は指定校推薦でいきたい●
中学生と高校生の勉強は、似て非なるものです。
中学と同じつもりでやっていると手痛いしっぺ返しを受けることも。
勉強ばかりでない高校生活を謳歌するためにも、勉強面は賢く乗りきりたいところです。
「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」。まずは敵をしっかり知って高校に備えていきましょう。
「大学受験はするつもり」はもちろん、
「指定校推薦など推薦で大学にいきたい」なんてときは、高校受験とは違い、高校1年からの内申(評定値)がはいってきます。
あとから取り戻すのは不可能なので推薦や内部進学で大学を目指す場合はとりわけ1年からの学校の成績はしっかり取りにいきましょう。
上位の指定校推薦をとる場合は、4.0以上(5段階)は必須です。
○赤の恐怖○
まずは高校では留年(1年生なら1年生をもう1回やること)や退学があることを覚えておきましょう。
義務教育の中学とは違います。留年や退学の原因は学力と素行の2つに集約されます。
このうち学力に焦点をあわせますが、いわゆる「赤点」をとらないことです。
なぜかというと、年間を通じて赤点をとってしまうとその教科の単位を落とすことになり、
それが留年や退学(別の学校への強制転校など)につながるからです。
赤点は学校により点数の基準が違いますが、35点以下が赤点となる学校が多いようです。
基準も救済措置の有無も学校によりさまざまです。
学校の方針、方向性によって年度ごとに変わることもあるので先輩の話を鵜呑みにするのも危険です。
○中学ではできてたのに...○
高校の勉強の土台となる中学の勉強ができていない場合に高校でつまずきやすくなるのは仕方ないとして、
不思議なのが中学で勉強ができていた子が高校の勉強にすっかりついていけなくなるケースです。
これが意外に少なくありません。
不思議といいましたが実は不思議ではなく、
高校の勉強の特徴をおさえないでやっていると必然とは言わないまでも、
仕方ないとはいえます。
それでは高校の勉強の特徴を見ていきましょう。
○ハイペース&難しい それが高校です○
高校生になってもっとも授業で驚くのは、スピードの速さと内容の難しさの2つです。
授業のスピードが速いのは、単純にやることが多いからです。
英語で言うと、中学3年間分の教科書本文の量は高校1年生のもの(リーダーの教科書)より少ないです。
大雑把に言うと、中学3年間は高校では1年間に凝縮されます。
つまりかなりわかりやすくいうと、授業時間数が同じなら、3倍のスピードということです。
しかも英語の授業はふつう3種類。
英文を訳すことをメインとするリーダー、英文法を学習するグラマー、ネイティブがリスニングやスピーキングをおこなうオーラルコミュニケーションの3つ(名称は高校により異なります)があります。
数学も1年間で数Ⅰと数Aの2冊の教科書を終わらせます。
これだけで厚さ的にもすでに2倍。
しかも2種類を同時に勉強していくので、
苦手な子にとってはやっかいです。
当然、その中身も中学数学とは比べものにならない難しさです。
高校数学では1問の計算問題を解くのにレポート用紙1枚くらいが途中式でうまるなんてこともざらです。途中式をかかないで暗算をしたり、
計算ミスが多かったりと、つまり計算力がない場合は早々に脱落する危険性があるので注意しなくてはいけません。
最初は簡単なので「これなら中学とかわらないじゃん!楽勝!」と思いがちですが、
それは最初だけなので気をつけてください。
計算力不足とともにその油断もかなりあぶないです。
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