室長ブログ
間違いだらけの勉強法~定期テスト編~
まずは提出物(英語のワークや数学の問題集)のやり方をみていきます!
提出物とは、定期テスト前になると学校から科目ごとにだされる課題のことです。
主要5科目については学校から配布されている問題集であることがほとんどです。
そして課題はテスト範囲そのもので、学校によってはそのままテストで出題されることもあります。
提出物の第一の目的は、内申につながる平常点を確保することです。しかし、それだけで終えてはもったいないです!
提出物をきちんとしたやり方でやっていくことで定期テストの得点アップだけでなく入試にむけた実力をつけていくこともできます!
もったいない提出物のやり方を変えて、「1粒で2度おいしい」提出物のやり方をしっかり身につけていきましょう。
●ベスト●
①定期テスト前にやるのではなく、通常の学校の授業にあわせて解いて丸つ けをしている
*テスト前には×のついた問題のみをできるまでやり直す
②定期テスト前にやっているが自力で「この問題がテストででたら正解できるか」という確認の意味でやっている
③数学の問題集では"流れ"で問題を解かないようにしている
*学校配布の問題集は同タイプの問題が並んでいる。こういう場合に得てして前の問題がこうだから次の問題もこう解くと"流れ"でやってしまいがちだが、テストでは同じ問題が並ぶことは少ないので流れで解いているとテストでできないことが多い。
④自分にとっての弱点問題やテストで出る確率の高い問題(先生がだすといっている問題など)のみをまじめに解く
★実力アップや定期テストの得点アップにつながらない
間違いだらけの提出物のやり方★
①教科書やポイントを参照しながら問題を解いている
ダメな理由:
テストのときには教科書もポイントもありません。テストを想定していないやり方は
基本的にダメ!
このやり方でやった場合は参照しないとできない問題に印をつけ、なにも
みないでできるまで繰り返す必要ありです。
②1ページごとに丸つけをしない。まとめて丸つけをしている
ダメな理由:
まとめて丸つけすると、「自分の間違いが把握しにくくなること」「間違った知識や
やり方を刷り込んでしまうこと」になるのでやってはいけません。
丸つけの目安は1ページくらいがいいでしょう。
勉強には即時性が大事なことも理由の1つです。
勉強の即時性とは、「自分で解いた問題があっているのかどうか、間違えていたな
らどこが違っていたのか」をスグに確認することです。
そういう意味では1問ごとに答えあわせをしてもいいくらいです。実際のところ、苦手
なところほど1ページといわず、もっと少ない範囲で丸つけをしたほうができるように
なりやすくなります。
特に数学では同じタイプの問題が並んでいるため間違えたやり方や考え方で
問題を解いても気がつかないでその間違えたやり方を延々と繰り返す結果と
なってしまいます。間違えたやり方が定着してしまうとあとから修正するのが大変
になるので二重の意味でダメです。(オリジナルな変なやり方はあとから修正が
できないことがとても多いので要注意!!)
③丸写し
ダメな理由:
シャー芯の消費にしかつながりません(笑)
冗談はさておき、提出物をだし、平常点を稼ぐところには意味があります。
ただし、テストの得点アップにも実力アップにもつながりません。
そうはいっても、時間がなくてどうしても写さざるをえない状況は非常によくありま
す。そういう場合にうちの塾ではどう指導しているかは秘密です(笑)
写すにしても、問題を読む⇒一瞬でも自分のアタマで答えなりプロセスなりを考え
てみる⇒答えをみて写す(英単語や英文などは答えを写しながら覚えようとする)
などは最低限やるようにしましょう。
自分のアタマを使わない目と手の作業にしてしまうのは定期テスト直前の貴重な
時間をホントにムダにするだけです。
一般的には定期テスト前がもっとも集中して勉強に取り組めるはずです。そういう
時間を有効に利用しないと定期テストの得点だけでなく入試でも痛い目にあって
しまいます。
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1対1または1対2の個別指導塾[鴻志学舎プライベートスクール]
杉並区堀之内[丸ノ内線 方南町駅]西口1番出口より徒歩1分
■お問い合わせ:0120(499)933 14時~21時(土曜日:~19時まで)
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いよいよ都立の推薦入試の合格発表も終わり、都立高校の一般入試が
近づいてきました。
推薦入試で残念ながら合格できなかった生徒さんも落ち込んでいる時間はありません。
気を取り直して一般入試に向けて再度エンジン全開でいきましょう!!
テストの鉄則
入試に限らず、どんなテストにも鉄則があります。
それは、とれる問題を確実に取ること!
例えば、数学であれば最初の計算問題の配点も5点、うしろの大問の(3)などの少し難しめの問題も配点は同じ5点です。
数学の目標点が60~70点の生徒であれば、計算問題は確実にとらなければいけない問題で、かたや大問の(3)などは捨てて構わない問題です。
とれる問題を確実に得点に結びつけるには、このようなときに時間もエネルギーも「自分がとれる問題やとれそうな問題」に最大限つかうことです。
そしてそうした問題については間違いなく正解だという確信がもてるレベルにもっていくことです。
逆にとてもとれそうもない問題には時間もエネルギーも使う必要はありません。(見るだけで読まないで判断は避けましょう。読んだら実はカンタンな問題は都立入試にありがちなパターンなので)
この鉄則をはずしては、「ちょい難しい問題は1問解けたのに、計算で2問落とした...」とかテスト的には元も子もない結果を招きかねません。
過去問の演習時に本番を想定してきちんと「とれる問題」をとりにいくようにしてください。
過去問でケアレスやとれる問題を落としている生徒に限って「本番の入試では大丈夫!」となぜか意味不明な自信を持ちがちですが、練習でできないことは本番でもできません!!
「練習のときは、本番のように真剣に」やるようにして、逆に「本番のときは練習のようにリラックスして」テストに臨むくらいでちょうどいいのでは。
次回は科目ごとの直前対策をお伝えします。
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都立高校入試問題には学校の定期テストとは違う共通した特徴があります。
一言でいうと、
「文字が多い」
ということです。
文字が多いというか、情報量が多いのですが。
特に顕著なのが、理科と社会です。
この結果、まず最初に点が取れないタイプの子は
問題文を読まない子です。当たり前ですが...。
(設問、表、グラフなどの資料も読まない、活用しない・読んでいるつもりの子も含みます)
保護者のかたは、「試験で問題を読まない子なんているはずない」と思うかもしれません。しかし、偏差値でいうと55以下、得点でいうと60点未満の子では、問題文をしっかり読んでいる子のほうが少ないです。「ちゃんと読んだ?」と聞くと、100%の確率で「読んだよ」と返ってきますが、だいたいは読んだつもりなだけでこちらからすると読んでいるとはいえません。それって「見た」っていうだよというレベル...。
得点や偏差値が下がるほど、読まない傾向が強くなります。読まないんで点が取れないのは当たり前なんですが...。
理科や社会の過去問をみるとわかりますが、資料、文字などの情報量が多く、一見すると難しく感じる問題構成になっています。"文字が多いと難しく感じる"のは当たり前ですが、そこからが分かれ目です。
「読んでもわかんないだろうから読まない」「読むのが面倒くさい」
という選択をする子は都立高校入試の問題に嫌われ点がとれません。まあ、都立高校入試に限りませんが...。
「文字を読む」というのは勉強の基本ですから、そこを飛ばしてしまっては...。残念すぎますね。
高校以降は、科目数も増え、科目ごとの内容も難しくなります。きちんと読んでも1度では理解しにくいこともでてきます。それに対して、そもそも活字を読んでくれない子を諸手をあげて高校が受け入れるでしょうか?
高校へはいってから勉強をしていけるかどうかを試すのが入試であることに気がつく必要があります。
次に点が取れない子のタイプは
知らない⇒適当に解く、という負の連鎖反応をする子です。
「知らないから解けない」という非常にシンプルな思考をする子は都立入試の術中にはまり、取れるはずの問題も取れなかったりします。
この反応は、「見切りが早い」「あきらめが早い」「そもそも問題をきちんと読んでいない」とも結びついているんですが。
例えば、平成23年度の社会の都立高校入試問題の大問4の問1は、鎌倉時代の農具の利用について述べているものを、ア~エのうちから選べ、という問題です。
中学の教科書をみていただければわかりますが、鎌倉時代の"農具"については何一つ記述はありません。教科書をすべて覚えていたとしても、鎌倉時代の"農具"に関する知識はゼロです。
ここで点が取れない子は、「そんなの知らないから適当に選んでおこう。さっきがイだったから今度はウかな」などとやりがちです。知らないんだから解けるわけないと考えてしまします。
ではこの設問は農具の知識なしでどうやって解けるのかというと選択肢を読めば一目瞭然。
もっともらしくどの選択肢にも農具らしき情報はありますが、農具で正解を導くわけではありません。選択肢の文のなかに、時代を特定する用語がはいっており、選択肢はすべて異なる時代になっています。つまり、農具ではなく鎌倉時代が大事なのであって、鎌倉時代の選択肢を選べば正解できる問題のつくりとなっています。
1つ誤解してほしくないのは、「知らなくても解けるから勉強して知識を増やさなくてもよい」とは言っていないということです。実は、理科や社会の問題の中には、読解力や資料の理解力があれば解けてしまう問題もあります。しかし、だからといってそれは「勉強しなくてもいい」には結びつきません。純粋にその知識なしで解けるのは1、2問しかありませんし、上記の問題にしても選択肢のなかの時代を特定するキーワードの知識(教科書の太字レベル)なしではさすがに確実に正解するのは厳しいですから。
大事なのは、「知らない⇒適当に解く」を「知らない⇒知らなくてもヒントを探して粘れば正解できるかも」に変えて1問1問をおろそかにしないで大切にして点を取りにいくことです。
入試まであと約1ヶ月。
入試を通じて自分も成長します。
適当にやっていては自分もまったく成長できません。
よくないやり方だとわかったら変えることが大事です。わかっても変えなければ変えていないのと同じです。意味がありません。
まずは「読む」「ヒントを探す」「粘る」を身につけてください。
合格+自分の成長のためにもがんばりましょう。
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プロ野球の阪神や楽天で監督をしていた野村氏がむかし
テレビでこんなことをいっていました。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」
勝ち試合には「なんかわからないけど勝ってしまった」という
理由のない勝ちがあるが、
負けた試合には「負けるべくして負けた」理由が必ずある、という意味です。
勉強でいうと、
成績アップに不思議の成績アップなし
得点が上がる子をみているとわかりますが、
成績が上がるには必ず理由があります。
鴻志学舎では、得点が上がる子のプロセスをシステム化することで
20点アップや80点以上突破を実現しています。
(ある条件を満たした子では100%達成していますが、
残念ながら塾全体ではまだ100%におよびません)
たとえば
泉南中のNさんは、3学期の数学のテストで+23点を達成!
和田中のSくんは、
英語でこれまで何度もはねかえされてきた80点の壁を3学期に突破。
87点までいきました!
(数学も1年以来の90点突破しました)
このほかにもまだまだ上がった子はいますが
(もちろん残念なことに上がらなかった子もいます...ごめんなさい)
鴻志学舎が成績を上げる理由を紹介します。
今日はその1
ズバリ 解説がわかりやすい
個別指導塾は、「学校の勉強がわからなくなった」から塾にくる生徒さんが多いです。
そうするとまず必要なのが
「わかった!」
なんですね。
もやもやしてすっきりしないことやチンプンカンプンなことが
はっきりとわかるあの感覚!!
「わかるうれしさ」は勉強の醍醐味の1つだと思います。
この「わかるうれしさ」を知ってもらうためには、
しっかりとその子のわからないところをつかんだ上で
きちんと丁寧に解説してあげないといけないんです。
たとえば、中1の数学の最初で
整数、正の整数、負の整数、自然数という用語がでてきます。
一般的には数直線をつかって説明します。そして整数には0がはいるけど自然数に
も正の整数にも0ははいらないよ、正の整数=自然数だよ、なんてダメ押しする
んですが、たいていこの時点で生徒の頭の中には何もないか、
整数やら自然数やら0やらがアタマのなかを巡っているだけです。
区別がつけられなくて覚えられない状態です。
こういうときにどう解説するかというと、
「自然数は、かくれんぼのオニ」
「整数は、ロケット発射」だよ、といったりします。
???と感じでしょうが、この間も大事です
↓
かくれんぼのオニは、「い~ち、に~」と0ではなく1から数え始めるからです。
(自然数は、1,2,3...です)
ロケット発射は「3、2、1、0発射」と0がはいるところがキモです。
(まずは整数に0がはいることを覚えてもらいたいので、マイナスはこのあとでフォローします)
親しい生徒の授業でこれをやると、
「先生、ばかじゃねー」と笑いながら一蹴されたりします(笑)
一蹴されても生徒に
「なるほど、そうだったのか」
とわかってもらえれば大成功です。
もちろん「わかる」=「できる」ではないので、このあとに問題演習は当然必要です。
わかっただけで演習しなければ忘れてしまい、得点も成績も上がりませんので。
ただ、この演習も「わかる度合い」に左右されますので、わかったうえでやるほど
自分のものになりやすくなります。
「塾にはわからないところがあるからくる」というのが
鴻志学舎の基本的なスタンスです。
だからこそ、その子にあわせてしっかり時間をとって解説できるように
1人の先生が担当するのは2人までという1:2の個別指導の形式を
とっています。(マンツーマンコースもあります)
1回目の解説でわからなければ、何度でも聞きなおせる余裕もあります。
よくある巡回式の個別指導や3人も4人も担当する個別指導とはそのあたりが
違います。
新年度で気分も新たに勉強をやり直したい!
そんな気になったら、鴻志学舎へ体験授業を申し込んでみてください。
一緒にがんばりましょう!
お待ちしてます!
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そろそろ入学式や始業式もはじまり、春休みも終わりです。
「のんびりと春にひたってしまった」なんて生徒は、桜はこれからですが
春は終わりにしてください。
スタートダッシュを決めるために勉強モードにはいりましょう。
中3なのに「勉強を最優先にできない」ようでは、来年は自分だけ春が
訪れないことになりかねません。
それでは数学編スタートです。
泉南中、和田中、大宮中、和泉中など杉並区の中学校では、今年から
採用教科書が変更になりました。
そのため、今年は平方根スタートではなく、
式と計算(多項式の展開や因数分解)スタートです。
まず確認するのは、中1の正負の数と文字式、中2の式の計算です。
上記の単元のパワーアップ版が中3のスタート単元になりますので
復習が必要です。
特にこんな生徒は復習が不可欠ですよ!
●符号の間違いが多い!
●分配法則ってなんだっけ?
●ー5-3などをいまだにー2とこたえてしまう...。←超ヤバイ!
次に中3の式と計算の予習の注意点です。
●展開の公式は必ず覚えて区別できるようにする。
●展開の公式が使えるのに分配法則で答えを出すのはNG!
←答えだけあえばいいでしょ!はあとで苦労することに。
展開はウォーミングアップみたいなもので本番は因数分解。
展開で公式になれておかないと因数分解で遅れをとります!
●因数分解は展開の逆であることを確認。展開の公式を覚えていれば、因数分解の公式
はすでに覚えているも同然!
●因数分解を解く時は、くくり出しスタートを徹底する。
たとえいきなり公式が使えても、
くくり出しをできないことを確認してから公式を利用することにする。
←ワンステップ上の因数分解のときにひっかからなくなります!!
計算問題はどんなレベルの生徒も100%を目指してください。
数学の入試問題で計算問題を落としては痛すぎますから!!
そのためには練習の段階からしっかりきちんと正解にたどり着くプロセスを
自分のものにしておく必要があります。
入試で大切な2学期(あるいは後期)の内申(成績表)を上げるには
いまから高得点を狙っていきましょう。
特に数学が苦手なアナタ!
2学期の内容よりも1学期の内容のほうが確実に得点がとりやすいですよ!
中3になったらがんばる!
夏休みになったらがんばる!
入試になったらがんばる!
「がんばる」の先延ばしは、
タイムマシンかドラ○もんを手に入れていなければ
やることが増えていってしまうので
かなりツライです。
今日、この瞬間から、「がんばる」をはじめましょう!
まずは「受験生」という着ぐるみを着てみる感覚で
受験生を体験し、受験生っぽくがんばってみましょう。
そのうち板についてきますから。
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