室長ブログ
●定期テストの意味は?●
「内申(学校の成績)を上げるため」
という答えは、ちょっと足りない感じです。
足りないといっても脳ミソではありませんよ。
考えが、です。
あれ、結局脳ミソか(笑)
という冗談はさておき、内申を上げるだけでなく、
その先の「入試のためにテスト範囲をもれなく潰すため」
と考えておいてください。
「中3になったらがんばる」
「部活が終わったら勉強する」
「中3の夏休みからやって〇〇先輩は合格したからまだ大丈夫」
などなど、一応もっともらしい理由をよく聞きますが
そんな考えでは間に合いませんよ!
入試で点が取れる子、模擬テストなどの総合的なテストで結果を出せる子たちは
定期テストでしっかり点をとる子がほとんどです。
その時、その時にやらないと、「できない部分が雪だるま式」に膨れ上がります。
中3の夏休みで3年間分全部やろう、
そんな膨大なやる気があるならいまからやれるはずです(笑)
5科目3年間の分量をこなす大変さ、その膨大な量が、実際のところどんだけあるのか
それがリアルにわからないからいえるだけです。
定期テストを利用して
しっかりその範囲の実力をつけてないと入試ツライですよ。
「定期テストの範囲のなかでわからない問題や解けない問題ってあるのかな?」
的な確認のしかたを定期テスト対策と呼べるようになるといいです。
テスト2週間前やテスト前日から「よ~いドン」で知識をイチからいれていくのを
テスト対策と呼んでいては入試で痛い目にあいます。
ふだんからどう勉強していったり、
テスト前に何をどういう感じで勉強していくと
どのくらいできるようになるのか
そして定期テストの結果から、自分の勉強全体にフィードバックをかけ
勉強をブラッシュアップします。この繰り返しで勉強力があがり入試につながります。
大学受験ではよく
「現役生は最後の最後まで伸びるからあきらめるな!」
といわれます。
これは浪人は年寄りだから伸びないって話ではありません(笑)
現役と浪人との違いは「定期テスト」の有無です。
定期テストは範囲が狭いので徹底的に潰しやすく、テストでホントに潰れたかどうかの確認がしやすいので
自分の勉強の軌道修正がしやすいわけです。だから定期テストをうまく利用した現役生は直前まで潰れる
とこが増えるので最後まで伸びるということです。
なんとなく受験勉強らしきことをしてるだけなら現役でも伸びません。
当然、浪人だって潰し方がわかってればきちんと最後まで伸びます。
潰し方は勉強の仕方なんですが、これって自分のものになるまでけっこう時間がかかります。
①やる(ふだんの勉強)⇒②結果(定期テスト、模擬テスト、入試)⇒③結果からフィードバックして「やる(ふだんの勉強)」の改善
できるようにならないのは、
★だれからもフィードバックがないため改善のしかたがわからない(ただやってるだけ)
*よほどできる子でないと自分でフィードバックはできないようです。親御さんはできない子がここがどれくらいできないかがわからないようですが。。
★フィードバックがあっても自分のやり方に固執(結果が悪いときは原因を変えることが最善ということがわからない)
つまり、③が問題になることが多いです。
★もちろん、そもそもやってない
ってのも理由としてはありますが、これはいい結果がでるわけがないので(笑)
昔のナイキの宣伝のJust do it!はスタートとしてはいいのですが、
ホントにやってるだけだと実入りはないので気を付けてください。
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1対1または1対2の個別指導塾[鴻志学舎プライベートスクール]
杉並区堀之内[丸ノ内線 方南町駅]西口1番出口より徒歩1分
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●都立一般入試 ワンポイントアドバイス その3 入試当日のテストの原則●
残り11日で一般入試当日です。体調を整えることを最優先にしつつも、最後の最後まで
合格をあきらめずにがんばる時期です。
入試科目はほとんどの生徒が、英語・数学・国語・理科・社会の5科目です。
自分の得意、不得意から科目ごとの勉強時間も考えながら入試まで過ごしましょう。
前回は時間配分の話でした。今回は入試当日のテストの原則です。
①自分がとれる問題は確実に得点に結びつける!
ものすごく当たり前なんですが、時間とエネルギーの投入先を間違っちゃってる子もいるので再度確認です。
たとえば、偏差値が50くらいの高校では内申得点にもよりますが目標点は1科目65点くらいです。
数学なら大問1の配点が46点。残りの大問の(1)を4問とると+20点で目標点にいく計算です。
ここでやってはいけないのは大問1をちゃちゃっと終わらせ、残りの問題に時間とエネルギーを使ってしまうことです。
それは100点狙う場合の取り組み方です。
もちろん、100点狙う実力があるならそれでいいのですが、数学の偏差値が50~55くらいなら
100点なんか狙ってはいけません。背伸びのしすぎです。
なにがいけないかというと、
ちゃちゃっと済ませた大問1はホントにそれで全問正解できてるの?
たぶん間違えてるよ、ということです。
65点目標なら1問5点の問題を7問捨てられるとも考えられます。
この学力レベルだと、大問の(3)なんかは 正答にたどり着くのが通常は難しいです。
(いわゆる「捨て問」)。
そんなとこには時間を使うなら、
大問1にもっと時間を投入して絶対に間違えてないレベルまでやれ、ということです。
もちろん時間が余ったらどの問題も捨てずに考えてみるのは当たり前ですが、
取れそうもない問題に時間を使うなら
自分が取れるレベルの問題を確実にものにすることを優先すべきということです。
② ①と矛盾するようですが、最後の最後まであきらめない!
もちろん最初からあきらめるのは論外です(笑)
ところが口ではあきらめないといっておきながら、実ははなからあきらめてる子もけっこういます。
★問題を読まない
★表やグラフなどのデーターと文との照合をしない
これなんかはなからあきらめてるってことです。
社会の入試問題はとりわけ情報量が多いため読まないで答える子が多いです。
実は読むとカンタン、なんてものもあるので、時間いっぱいあきらめないことです。
活字を読むクセは社会にでてからも大事ですよ。
ここを面倒くさがっては人生上向かないかもしれません。
とにかく、最後の最後までがんばりましょう。
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●都立一般入試 志望校の再検討 願書取り下げをするかどうか●
都立高校の入試倍率がでました。高倍率にビビってる生徒もいるかもしれません。
逆に倍率が低かったり、1倍に届かなかったりしていてもう合格した気になってる生徒もいるかもしれません。
それ気のせいですから(笑)
再出願で1倍未満から1倍を超えてちゃんと倍率がでるようになることのほうが多いです。
みんなラクして受かりたいんです(笑)
そもそも受験なのに競争なしで合格しようなんてどんだけビビりなんですか。
「ちょっとやそっとの倍率で右往左往するな、このたわけがっ!」
というわけにもいかないので、いちおう取り下げを検討したい場合は以下をご参照ください。
まあ、ビビるのは人間の性ともいえますから、ビビりながらガンバって勉強する。
そうやって受験でメンタルも鍛えられます。たぶん。
受験の子たちは推薦でいった子たちを羨ましいと思うかもしれませんが、あとから「受験でがんばってよかった」と
いえるようにビビりながらも最後の最後まで頑張ることです。なにげに自分の力になります。あくまでたぶんですが。
自分の力になるまで頑張れば自分の力になるということでよろしくお願いします(笑)
さて、願書の取り下げについてです。
どうしても再検討したいときは
①これまでの模擬テストの偏差値
②都立の過去問を2~3年分やって各年度の平均点をだす(平均点から偏差値をだしてもOK)
上記のデーターと自分の換算内申から再度合格可能性を考えましょう。
ぼんやりとどうしようか、なんて考えても仕方がないので、データーに基づいて考えてください。
例えば、
素内申がオール3だと、換算内申は「39」です。
換算内申「39」は、7:3の高校では300点中「180点」の持ち点となります。
自分の志望校の合格基準点(60%基準の合格ライン)が585点だとすると、
当日の入試でとるべき点数は、585点ー180点の
「405点」となります。(*換算後の得点なので実際の得点を1.4倍した数字。つまり実際には58点くらいです)
この405点というのは偏差値にすると、45~46くらいです。
つまり、過去問で2~3年分やって1科目平均58点、5科目トータルで290点をとれるようなら
志望校には合格する可能性が高い(約60%)ということです。
このとき、トータルまで15点くらい足りないなんてときは、その15点があと2週間弱で増やせるかを考えます。
得点アップで一番簡単なのは、ケアレスミスをなくすこと。
たとえば、この数学の計算のミスは本番でこう気を付ければ得点できそうだ、など。
具体的な気を付け方が大事です。気合だけ、なんて場合は本番もやらかす可能性が高いです。
次は、2週間弱で作り上げられそうな部分で不足分をとれそうかどうかです。
数学の関数の1問目がとれないなら、1次関数、2次関数の基本を作り上げると
1問目はとれるので、これで5点アップなど、です。
「ちょっとなにいってんのかわかんない」というサンンドウィッチマン状態の生徒は
塾に通ってる子は塾の先生や中学校の担任や進路指導の先生に聞いてみてください。
もう夕飯の時間だから(笑)
(進学研究会や新教育などのHPでも調べるとわかります)
取り下げる場合は2月14日(火)ですから、過去問は土日でやって検討することです。
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●都立一般入試 得点アップのワンポイントアドバイス●
都立出願初日も終わり、自分の志望校の入試倍率に一喜一憂しているかもしれません。
しっかり一喜一憂したら、24日の入試に向けて勉強をはじめましょう。
1問でも多く得点につなげられるように、確実に得点につながる内容を勉強することです。
1問4~5点の配点が多いです。1問は貴重です。
★入試前に欲しいのは?★
入試前に欲しいのはなに?
そんなの「実力」に決まってるじゃないですか!と考えたアナタ。しっかり勉強してるんではないでしょうか。
たぶん合格するから、こっから先読まなくていいです(笑)
「ドラ〇もん」
とか
「入試問題とその答え」
とか
考えたそこの男子!、性根から叩き直す必要あるんで滝に打たれてきてください(笑)
風邪ひくんでこっから先読んでる場合じゃないと思います。
ということで、こっから先は誰にも読まれない前提で書いていきますんでよろしくお願いします(笑)
あと2週間あまりで入試なので、あれもこれも全部やろうとしてはいけません。
「あれかこれか」で「出題率の高いもの」を優先してやってください。
★毎年出題されているのは「あれとこれ」★
さっさとどこだか教えろと思ってるんでしょうが、たわけ者の男子はまず滝に打たれてからです(笑)
さて、「あれとこれ」は「理科の電気(電流、磁界など)と化学」です。
大問(4問で配点16点)、両方でたらなんと32点分です。
「32点ぽっち増えても受かんねーよ」っていうおりこうさんは志望校間違えてる可能性が高いです。
いろいろ考えたほうがいいかもしれません。
理科はよく「輪切りの科目」といわれ、英語や数学と違って前学年の内容は関係なかったりします。
例えば、生物なんかは1年で植物、2年は動物でほんの1部分重なるとこはありますが、
「植物がわかんないから動物もわからない」とはなりません。
植物ができなくても「動物だけ」で勝負できます。
「輪切り」といわれるのはこういう理由からです。
ところが、化学は1年から内容が2年、3年にも関わってくるので1年の内容(気体の性質や状態変化など)から
しっかり勉強していってください。
電気のところは中2だけです。ここは輪切りで勝負できます。
オームの法則や主な化学式やイオン式など覚えるべきことはさっさと覚え、あとは過去問などでグラフや表の見方と
覚えたはずの知識が活用できるかをさっさと確認していきます。
覚えたはずが「はず」で終わってたら、再度覚えなおしたり、覚えたことが使えなかったら「なぜか」を考え、使えるように
することです。
〇だけつけて「できた」「できなかった」とやっていても一生得点は上がりません。
それなら滝に打たれて「勘」を研ぎ澄ましたほうがいいです。
やったら、ちゃんと「フィードバック」して自分のアタマをパワーアップさせることが入試の得点アップにつながります。
中味のある「がんばり」でがんばってください。
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●あなたの毎日は「合格」? あるいは「不合格」?●
★アナタの毎日は「合格」?あるいは「不合格」?
今日から毎朝起きたらすぐにどちらか1つを選んでください。
選ぶのは、「合格」か、はたまた「不合格」かのどちらかです。
「不合格」を選んだ日は、電話やメール、テレビに漫画、ゲームと徹底的に「合格」につながらないことをやってください。
名づけて「不合格フルコース」。とても高くつきます。あとになって。
ただ「不合格」を選んだ日に気休め程度の勉強をしてはいけません。
気休め程度の勉強は、決して「合格」につながりませんが、当の本人は「合格」につながると勘違いするからです。
「不合格」に直結することをやり抜き、それを選んだのはほかのだれでもない「自分」なのだということをよくよく認識してください。
けっして面白そうなテレビ番組のせいでもメールをしてきた友達のせいでもありません。自分が選んだだけなのです。
そうやって「不合格」を自分が選んでいると自覚することで、
心の底から「不合格」を望んでいる人を除いては、次の日からきっと「合格」を選べます。
それでもつい「不合格」を選んでしまうというアナタは、
自分が努力しなかったために自分が希望する学校に入れなかったことをリアルにイメージし、みじめな気持ちを味わってみてください。
自分の選択がもたらす未来をこのままでは受け入れざるを得ないのです。
「過去と他人」を変えることはできませんが、「未来と自分」は変えることができるんです。
今日からでも「合格」をしっかり自分の意思において選択してください。
ちなみに「合格」を選んだヒトは、ただただノルマ(1日のやるべきこと)をこなしてください。
「合格」を選びながら、
「疲れたから」(←十代だろっまだ!)、
「やる気がでないから」(←1年365日やる気のあるやつなんかいねー!やるべきことはやれ!)、
「忙しいから」(←簡単にいそがしいっていうな!時間の使い方を考えろ!)
と言い訳するのは反則です。
それは「不合格」を選んでいるのと同じことになります。
*カッコのなかの心の声はあまり気にしないでください。実際の音声で聞きたいという奇特な生徒の方は教室にてお聞かせいたします。
これまで仮に「合格」を選んでいなかったとしても、まだまだ間に合います。
残りの毎日「合格」を選んでください。
主役の「アナタ」が合格を選んでくれないことには物語は次の章へとすすみません。塾は全力でサポートしますが、しょせんは脇役です。
物語のページをめくれるのはアナタだけです。
主役ですから、いやなこと、つらいことなんかあって当たり前です。
そのしんどさを味わうことも主役ならでは。そう考え、思いきり受験とファイトしてみてください。
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