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2016.04.02
成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編その3

●成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編その3~● 

成績(通知表)を上げるには、提出物、授業態度も大切ですし、入試を考えても得点アップが不可欠です。

得点アップには欠かせない勉強の内容ややり方についてお伝えしていきます。

【新中3生の英語~その3~】

「間違いだらけの練習のしかた(暗記もの)」

塾で暗記もの(英単語や数学用語・公式など)を宿題にしたときには確認テストをしています。

確認テストで合格しなかったとき、

とりわけ間違い方がひどかったり

空欄ばかりだったりしたときには、

「どうやって覚えてきたのか」(覚え方)

「何をどれくらい練習したか」(練習量)

をチェックします。

よくある「間違いだらけの練習のしかた」を紹介します。

1.書いて練習しないで見ているだけ

2.書いてはいるが覚えようと思って書いていない(ただ書いているだけ)

3.1回書いただけ

4.自分の書いたものを見たり読んだりと確認していない

5.自分の書いたものと正解とをきちんとの比べていない(間違えたスペルを覚えたりする)

6.覚えたかどうかのテストをしていない

まっさきに身につけるのは、6です。

暗記ものについては、とにかく自分でテストをすることが大事。

テストさえすれば、

「どれが覚えられてどれが覚えられていないのか」

が明確になります。

結果として、どれを練習すべきかがはっきりするので

1~5も変わっていきます。

2回も3回も自分でテストをしてもダメなら

見ているだけでなく手を動かして書いたり

するものです。

結論:まずは本当に覚えられたかどうかの確認テストを自分で繰り返すこと。

    

   何回やっても同じ間違いをするようなら練習のしかたが悪いということ。

    

   速やかに別のやり方を試しましょう。

   この繰り返しで自分の暗記のしかたが確立します。

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1対1または1対2の個別指導塾鴻志学舎プライベートスクール

 杉並区堀之内[丸ノ内線 方南町駅]西口1番出口より徒歩1分

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2016.04.01
ノートの取り方を変えて成績を上げる

ノートの取り方を変えて成績を上げる 

『勉強にハマる脳の作り方』(篠原菊紀著・フォレスト出版)という本で

「東大生がノートをとっているときの脳の活動を調べた」実験の話がでてきています。

(以下『勉強にハマる脳の作り方』から引用です)

「東大合格生のノートはかならず美しい」の中で紹介されていたノートの持主の東大院生が、

私のいる諏訪東京理科大学(長野県茅野市)までやってきました。

そして、岡谷の英語塾から講師にきていただき、数パターン、英語の授業をしてもらいました。                                         

1.いつものように「美しく」「真剣に」ノートをとる場合

2.漠然と板書を写す場合

3.パソコンで考えながらノートをとる場合

それぞれの脳活動を、多チャンネルNIRSで調べました。

結果は、一目瞭然!1の東大式?ノートの圧勝です。

(脳の多少専門的な話がつづくので中略...)

つまり、「美しいノート」をとるときには、先生の話や板書の内容を心の中で繰り返しつつ、

ノート上でわかりやすい空間配置になるようにバランスを考えているのだろうと思われます。

そしてそのことが、ただ漠然とノートをとったり、PCでノートをとる以上に、前頭葉外側部を使うことになります。

ワーキングメモリで「深い」処理が実行されることになります。

その分、記憶に残りやすくなると考えられています。

わかりやすく表現すること。わかりやすく表現しようとすること。そう考えながら頭を使うこと。

これがワーキングメモリの深い処理を促し、記憶の定着を促進するわけです。もちろん、内容の理解も促すはずです。

(*下線はこちらで引きました。)

<脳科学で実証されたアタマの良くなるノートのとり方>

みなさんは「ノートをとるとき」や「解説を受けるとき」に

自分の頭のなかでコトバや内容を繰り返す習慣はありますか?

ぜひ繰り返してください。理解度が変わってきます。

保護者のみなさんは「そんなこと当たり前じゃないか」と思われるでしょうが、

実際に指導してみると決して当たり前ではありません。

これまでで一番驚いたのは、「漢字の暗記のやり方」を見たときでした。

「多様性」という漢字を間違えたので練習して覚えちゃおうとなりました。

その練習方法をみると、

多、多、多、多...とたてに「多」だけを書いて、

次に様、様、様、様...と

多のとなりに「様」を書いて練習しているではありませんか!

おそらくは、学校で「間違えた漢字を10回かけ」と指導されている。

→この10回をなるべくはやく終わらせたい。

→同じ漢字を縦に書くと早いと経験上知った。

こんなところからその子なりに効率性を求めての結果だと推測されます。

効率性は「ある結果」を出すのに最速、最適なやり方を追求することですので

発想としては悪くはありません。

しかし、問題はある結果を「『多様性』という漢字を覚えること」ではなく、

「『多様性』という漢字を10回書くこと」にしてしまっている点です。

このように漢字の練習からして「たようせい」とセットで音をだして覚えようとしていないわけですから、

ノートをとるときに板書の内容をアタマで繰り返すようなことはそれこそアタマにない子もいるわけです。

実際、ノートを取るときに板書の内容を理解して咀嚼して書いている子はとても少ないのが現状です。

「見て書いて見て書いて」というように自分の頭を通過させずに、板書マシーンにならないこと。

書きながら、また聞きながら内容を自分のものにしていきましょう。

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2016.03.29
成績が上がる子と上がらない子では何が違うのか

成績が上がる子と上がらない子では何が違うのか~塾の授業からみえるもの~ 

大手の個別指導のときからの人数を含めると、1000名以上の生徒たちをみてきたことになります。

残念ながら、いまだに万人に通ずる成績が絶対に上がる特効薬(勉強のやり方)は見つけられていません。

秦の始皇帝が不老不死の薬を探し求めたのと同様に無理な注文のような気もします。

しかし、ひとりひとりの勉強のやり方を向上させていく上で、「これ」をやる子は間違えないし成績が上がる

(当然この逆である、「これ」をやる子は高い確率で間違いが多くなり成績も上がらないもあり)

というような因果関係を見つけて一般化しておくのは大切です。

成績が上がらない子には上がらない原因があり、成績が上がる子にも上がる原因があります。

よくいわれる学習量も原因の1つに過ぎませんから、学習量だけにフォーカスしても成績アップ

という結果に結びつくとは限りません。

(ただし、ほとんどの生徒さんの現状の学習量は成績アップには不足していることも事実です)

当たり前ですが、量も質も同時並行でより良くしていくことが成績アップには不可欠です。

成績の上がる原因を1つでも多く一般化し、それを塾での授業や指導システムも含め

「ひとりひとりの勉強のやり方」を改善していくことで

生徒たちの成績アップに役立てたいと考えています。

今日は「中3生の数学」

【ちょっとした修正で正解率が上がっていく】

―3a+aを計算するときに

-3と+5と数字だけを計算する子と

そのまま文字のaをつけて-3a+aで数字の計算する子がいます。

「別にどっちでもいいんじゃない」

   ↑

 正解するならまさに正解です!どっちでもいいです。

2016年現在の杉並区の中学校の採用教科書では

(-3+5)aというやり方でのっています。

文字が同じ項をまとめるときには

数字(係数)だけを取り出して計算するやり方でおしえています。

さてどっちでも良さそうな2つのやり方ですが、

間違えてしまう子にとっては脳への負荷が違うのか

理由は定かではありませんが、正答率が変わります。

-3a と +5a のように文字つきでやると

―8aのようなミスをするが

-3 と +5のように数字だけ取り出すと

aと正解します。

個別指導はこういう個人ベースのちょっとしたことに気づいて

その子のやり方や考え方を修正してあげるのがメインです。

上記のように、とりわけ計算については、自分の間違いをなんでもかんでもケアレスミスの一言で片づけてしまうと正答率は上がっていきません。

基本的にケアレスミスというのはありません。ほぼすべての間違いには原因があります。

ケアレスミスというテキトーな結論づけで間違いの原因の追求をしないので最大限の注意力を発揮しているはずの定期テストでも「ケアレス」ミスをしてしまうのです。

ケアレスミスが多いと思っているアナタは今日から原因を探し出していきましょう。

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2016.03.16
成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編その2~

●成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編その2~● 

成績(通知表)を上げるには、提出物、授業態度も大切ですし、入試を考えても得点アップが不可欠です。

得点アップには欠かせない勉強の内容ややり方についてお伝えしていきます。

【新中3生の英語~その2~】

「3年生になったら勉強する」

このセリフで勉強をこれまで免れていた子も多いと思います(笑)

他にも「部活が終わったらやる」「3年の夏休みは勉強しかしない」などいろいろなバージョンがあります。

そのセリフをいったときには本当にやる気なのでしょうが、その時がきたらやるとは限りません。

しかし、4月から中学校3年生になる生徒さんたちは、英語に関してはこれだけはやっておきましょう。

それは「不規則動詞の暗記」です。

という話を前回ししました。

今回はこの「不規則動詞の覚え方」です。

まずはスペルよりも「音」を最優先です。

例)

持ってくる⇒bringとスペルを書くことよりも「ブリング」という発音を覚えましょう。

(はじめから音の混同がない子はスペルから覚えてもいいです)

持ってくる⇒ブリングと音を100%出せるようにします。

●こんな間違いをしていたら絶対に「音」からです●

例)

忘れる forgot  forget forgot

のようにスペルは正しいのに原形と過去形が逆になる

例)

買う  bay  bat  but

のようにスペリング(特にboughtのところ)の負荷が高すぎて音とスペルがあわない。

また、簡単な単語(buy)さえも間違えてしまったり他の単語とすり替わったりしている。

例)

出発する reven  leve leve

のように音としてかすってもいない。

では具体的にいきましょう。

持ってくる ⇒ bring   brought  brought

を覚えるとしましょう。

① 日本語(持ってくる)と英単語の原形(bring)を音でしっかり覚えます。

  持ってくる ⇒ ブリング

② 日本語(持ってくる)と英単語の原形、過去形、過去分詞形を音でしっかり覚えます。

  持ってくる ⇒ ブリング ブロート ブロート

  

  *テンポよく言えるようにする。2番目と3番目が同じだからといってブリング ブロートで止めるのはNG。

③ここまでで音がOKになったら覚えた音に合わせてスペルをふって英語で書けるようにします。

  持ってくる ブリング 

  

  ブ⇒ b    リン⇒ rin   グ⇒g  

④③で書いた英単語をみてよみます。そして意味(日本語)をいいます。

 

  bring  ⇒ ブリング  意味は「持ってくる」

⑤過去形、過去分詞も③のように練習して覚えます。

1つ1つの練習のやり方は以上です。

英単語は、目と手と耳で覚えるということです。

次回は「間違いだらけの練習のしかた」を予定しています。

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2016.03.15
成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編

成績(通知表)でお悩みならまずは得点アップから~英語編~ 

成績(通知表)を上げるには、提出物、授業態度も大切ですし、入試を考えても得点アップが不可欠です。

得点アップには欠かせない勉強の内容ややり方についてお伝えしていきます。

【新中3生の英語】

「3年生になったら勉強する」

このセリフで勉強をこれまで免れていた子も多いと思います(笑)

他にも「部活が終わったらやる」「3年の夏休みは勉強しかしない」などいろいろなバージョンがあります。

そのセリフをいったときには本当にやる気なのでしょうが、その時がきたらやるとは限りません。

しかし、4月から中学校3年生になる生徒さんたちは、英語に関してはこれだけはやっておきましょう。

それは「不規則動詞の暗記」です。

1学期の定期テストの英語の問題は、不規則動詞を覚えておかないと非常に厳しい結果が想定されます。

近隣の中学校ですと、中間テストもある「大宮中学校」や期末テストしかない「泉南中学校」「和田中学校」

「和泉中学校」などでもテスト範囲の大半が受動態や現在完了となり、その文法には不規則動詞の過去分詞

の暗記が必須だからです。

暗記が得意な子はこれまでと同じように対象である「不規則動詞の暗記」をやればそれだけでOKです。

問題は、暗記が苦手な子です。暗記が苦手な子はこの「不規則動詞の暗記」を通じて暗記のやり方を変え

ていきましょう。

その場限りの短期記憶ではなく、入試にまでつながる長期記憶になるような覚え方へ変えるチャンスです。

塾でやっている効果的な覚え方を次回お伝えします。

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